かねてから骨伝導イヤホンには興味があったものの、なかなか購入に踏み切れなかった。
そんな折り、Amazon でセールになっているのを見つけ、試しに購入してみることに。
しかも、Amazon ベストセラー商品で評価も高いのが決めてだった。
カラーはグレーとブラックがあり、私はグレーを選んだのだが、厳密にはブラックがベストセラーだったようだ。
グレーのページを表示するとベストセラーのタグが消えてしまうのはご愛敬といったところだろうか。
商品が届き、早速開封してみたのだが、正直なところ第一印象は「安っぽい」というものだった。
マットな質感のプラスチックが、かえってチープさを際立たせているように感じた。
もしかしたら、ブラックのほうがまだマシだったのかもしれない。
特徴としては
- シンプルコントロール
- ビルトインマイク
- 安定した接続
- ラージバッテリー(容量:180mAh 充電時間:約1・5時間 待機時間:約300時間)
- フレキシブル
- コンフォータブル
- ライトウエイト
- 防水
と箱に書かれている。
端子はType–Cだ。
さて、着け心地だが悪くはない。
重量が約30グラムなので耳が痛くなることもない。
私はツルの太い眼鏡を掛けているのだが問題なく使用している。
ただ取り付ける位置が問題だった。
初めての骨伝導イヤホンということで、最初は振動部分がこめかみに来るように装着してみたのだが、これだと音量がかなり小さく感じられた。
結局、耳穴を軽く塞ぐような位置にすると、適切な音量が得られた。
肝心の音質だが、特段問題はない。
骨伝導という特性上、過度な期待はしていなかったのだが、予想よりも良い音で驚いた。
「すごく良いか?」と問われるとそうでもないが、2000円少々という価格を考えれば、骨伝導イヤホン初心者には十分満足できる商品だ。
ただ個人的には完全ワイヤレスのほうが使い勝手が良いと思う。
ケースから出すと自動で電源が入り、Bluetoothに繋がってケースに仕舞うと切れるからだ。
このイヤホンは電源が物理ボタンだし後頭部を回るケーブルが邪魔だしフレキシブルとは云えこれ以上小さくはならない。
結論として、個人的には骨伝導であるか否かはあまり重視していない。
耳栓のように耳の穴に何かを入れたくない方には選択肢になるだろう。
また、「耳を塞がないから外の音も聞こえて安心」と考える人もいるかもしれないが、実際に音楽を聴いていると周囲の音はそれほど気にならない。
なので、もし骨伝導イヤホンが気になっている方がいれば、この価格帯なら試してみる価値はあるかもしれない。
私自身も、今後イヤホンを購入する際には、骨伝導タイプも選択肢の一つとして検討することになるだろう。
とはいえ、しばらくは今回購入したこのAmazon ベストセラー骨伝導イヤホンを使っていこうと思う。