6月から7月初旬にかけて、日本列島は梅雨シーズンに突入する。
しとしと降る雨、まとわりつくような湿気、そして時に肌寒いほどの急な冷え込み。
そんな変わりやすい天気でも、せっかくの旅行は心ゆくまで楽しみたい。
そこで今回は、梅雨の時期の国内旅行におすすめの服装を紹介しよう。
雨の日でも快適に、そしておしゃれに過ごすためのコツから、地域別の注意点、さらに持っていくと便利な小物まで、旅行前にぜひチェックして頂きたい。
1. 梅雨旅行を快適にする基本スタイル
速乾&通気性の良いトップスを選ぶ
梅雨時は湿度が高く、汗ばむ日も多い。
トップスはポリエステルやドライ素材のシャツ・Tシャツなど、吸汗速乾性に優れたタイプが断然おすすめ。
UVカット機能付きなら、晴れ間の日差し対策にもなり一石二鳥だ。
撥水&ストレッチ素材のパンツが活躍
雨に濡れても乾きやすく、動きやすい撥水加工のパンツやアウトドア系ボトムスがおすすめだ。
デニムは濡れると重くなり、乾きにくいため避けるのが賢明。
薄手の羽織りものは忘れずに
旅先では、屋内の冷房や急な気温の変化で肌寒く感じることも。
ウィンドブレーカーや撥水パーカーなど、軽量でさっと羽織れるものを1枚持っていくと安心。
コンパクトにたためるものを選べば、バッグに入れて持ち運びも楽だ。
2. 足元選びで快適さが格段にアップ!
防水スニーカーかサンダルが便利
移動が多く歩きやすさを重視するなら、防水スニーカーが最適。
特にアウトドアブランドのものは、雨に強く安定感があり頼りになるし、都市部やリゾート地では、濡れてもすぐに乾くスポーツサンダルも人気だ。
靴下が濡れると不快なので、替えの靴下を多めに持参しよう。
3. 雨の日に頼れる便利アイテム
折りたたみ傘: 軽量でコンパクトなものを選び、常に持ち歩こう。
両手がふさがりがちな観光地や、傘が使いにくい場所で重宝する。
4. 地域別・梅雨旅のワンポイントアドバイス
- 京都・奈良・金沢などの歴史ある街並み。石畳や神社仏閣を歩く機会が多いため、滑りにくい靴を選ぼう。また、雨でも安心な防水性の高いバッグが活躍する。
- 北海道や高原リゾート(軽井沢、上高地など)本州と比べて涼しく、梅雨の影響も比較的少ない地域だ。ただし、朝晩は冷え込むことがあるため、薄手の長袖シャツやカーディガン、あるいは薄手のニットなどを持参すると良いだろう。
- 沖縄・九州南部 突然のスコールのような雨に注意が必要。UV対策をしっかり行い、通気性重視の服装にサンダルスタイルで、南国特有の蒸し暑さに対応しよう。
まとめ:梅雨でも快適に旅を楽しもう!
雨の多い梅雨の時期でも、ご紹介したポイントを押さえた服装で出かければ、旅行をぐっと快適に楽しむことができる。
大切なのは、「濡れて不快」「蒸れて疲れる」を避けるための素材選びと機能性だ。
そして、雨ならではのしっとりとした風景や、この時期にしか味わえない情緒を楽しむのも、梅雨旅の醍醐味。