8月は夏休みを利用して旅行に出かける方が多い人気のシーズンだ。
しかし、近年日本の夏は年々暑さを増し、最高気温35℃以上の猛暑日も珍しくない。
せっかくの楽しい旅行も、暑さで体調を崩してしまっては台無しだ。
この記事では、8月の国内旅行を安心して満喫するために知っておきたい「暑さ対策のポイント」をご紹介しよう。
行き先の気候を事前チェック
「国内だから大丈夫」と思いがちだが、場所によって気温や湿度は大きく異なる。
例えば、北海道や東北は比較的涼しい日もあるが、東京・大阪・名古屋などの都市部や京都・甲府のような盆地は、蒸し暑さがピークを迎える。
旅行前には天気予報アプリや気象庁のサイトなどで、訪問先の気温・湿度を必ずチェックしよう。
服装と持ち物は「軽さ」と「通気性」がカギ
- 暑い夏を快適に過ごすためには、身につけるものがとても重要だ。
- 通気性の良い素材(リネン、コットンなど)の服を選ぼう。
- 日焼けや熱中症対策には、帽子、サングラス、日傘の活用が必須。
- 冷房の効いた施設に入ることを想定して、薄手の羽織物も一枚持参すると良いだろう。
- 靴は、長時間歩いても疲れにくい通気性の良いスニーカーやサンダルがおすすめ。
水分・塩分補給は「こまめに」「意識的に」
暑さの中では、喉が渇いていなくても定期的に水分補給をすることが重要。
特に観光地では移動が多く、夢中になって水分補給を忘れがちなので注意しよう。
- ペットボトルの水やスポーツドリンクを持ち歩こう。
- 塩分補給には、塩タブレットや梅干しなどもおすすめ。
- カフェインやアルコールは利尿作用があるため、飲みすぎに注意しよう。
熱中症のサインを見逃さない
旅行中はついつい無理をしてしまいがち。次のような症状が出たら、早めの休憩と対処が必要だ。
- めまい・立ちくらみ
- 頭痛や吐き気
- 異常な発汗、または汗が止まる
- 意識がぼんやりする
これらの症状が出たら、すぐに日陰や冷房の効いた場所へ移動し、水分・塩分を補給。無理に行動を続けるのは非常に危険だ。
外と屋内の温度差にも注意を
観光地や宿泊施設の冷房が効きすぎている場合、外との温度差で体調を崩すケースもある。
急激な冷えや暑さは、自律神経を乱す原因にもなりかねない。
室内では冷房を「28℃前後」に設定することをおすすめする。
外出の際はいきなり強い日差しに当たらないように、日陰を歩いたり、帽子をかぶったりするなどの工夫をしよう。
猛暑の旅では、「水分+塩分補給」がとても重要だ。特に移動が多い旅行中は、つい忘れてしまいがち。
私が旅行に持っていくのは、手軽に塩分を補える塩タブレット。
まとめ:暑さを乗り切って、楽しい旅を
8月の旅行は、自然やイベント、美味しい食べ物など楽しみが沢山ある。
でもその分、暑さとの付き合い方が旅行の満足度を左右すると言っても過言ではない。
ご紹介したポイントを参考に、しっかりと暑さ対策をして、安心・安全な夏の思い出を作って頂きたい!
最近鞄に入れて持ち運んでいます