夏になると、どうしてか同じ部屋にいても、ある人だけ蚊に刺されやすくなる。
「なんで自分ばっかり…」とちょっとモヤモヤする人もいるだろう。
実はこれ、偶然じゃない。
科学的に理由があるのだ。
血液型の影響
蚊は血液型O型の人を特に好む傾向があるらしい。
O型の血液を出している人は、A型やB型の人より刺されやすいことが多いとか。
ただし、絶対じゃない。
ちょっとした確率の違いだと思ってほしい。
体温や汗の違い
蚊は温かいもの、つまり体温の高い人や運動したあとに出る汗が大好きだ。
汗には乳酸やアンモニアなど、蚊が好む成分が含まれている。
だから、ちょっと動いただけで寄ってくるのも納得できる。
二酸化炭素の放出量
呼吸で出る二酸化炭素も蚊を引き寄せる要因のひとつ。
体格が大きめの人や呼吸が多めの人は、蚊の目印になりやすいのだ。
遺伝や体質
血液型や体温だけじゃない。遺伝や体質も関係している。
同じ条件でも刺されやすい人とそうでない人がいるのは、このためだ。
まとめ
蚊に刺されやすいのは、血液型・体温・汗・二酸化炭素・体質などいくつもの要因が絡んでいる。
少し工夫すれば、刺されにくくなることもある。
夏の夜、「なんであの人ばかり…」と思ったら、科学的に理由があると考えるとちょっと面白いかも。