夏の夜、耳元や腕にチクッと感じる蚊の針。
刺された瞬間より少し後に、あのいや〜なかゆみがやってくる。
なぜ、こんなにかゆくなるのだろうか。
蚊の唾液が原因
蚊が血を吸うとき、針と一緒に少量の唾液を注入する。
この唾液には血を固まりにくくする成分が入っている。
つまり、血をスムーズに吸うための“仕掛け”だ。
免疫反応でかゆみが出る
体はこの唾液を異物と認識して、免疫反応を起こす。
その結果、ヒスタミンという物質が出て、血管を広げ、神経を刺激する。
これがかゆみの正体である。
個人差もある
かゆみの強さには個人差がある。
刺されやすさと同じで、体質や過去の刺され経験などが関係しているのだ。
まとめ
蚊に刺されてかゆくなるのは、唾液と体の免疫反応のせい
かゆみの強さは個人差がある
原因を知ると、「あのかゆみは仕方ないんだ」とちょっと納得できる