冬になると蚊がいなくなるのはなぜ?
夏の夜に悩まされる蚊も、冬になるとほとんど姿を見かけなくなる。
「いつの間にかいなくなるけど、どこに行ったの?」と思ったことはないだろうか。
これも、蚊の生活リズムと環境のせいだ。
冬眠ならぬ「越冬」
蚊には冬を乗り越えるための方法がある。
成虫のまま寒さをしのぐ種類もいれば、卵や幼虫の状態でじっと耐える種類もある。
これを「越冬」と呼び、寒い時期は活動を止めてじっとしているのだ。
気温と活動の関係
蚊は寒さに弱く、気温が10℃以下になると動けなくなる。
冬の間はほとんどの蚊が活動できないため、私たちの目には見えなくなる。
暖房や室内環境でも安心
室内が暖かくても、越冬している蚊は基本的に出てこない。
だから、冬は蚊対策をしなくても快適に過ごせるわけだ。
まとめ
冬に蚊がいなくなるのは「越冬」という冬眠のような生活リズムのため。
気温が低いと活動できないので、寒い時期は見かけない。
夏の夜に悩まされる蚊も、冬になると自然とお休み状態になる。