私は毎年ひとつの小さな目標を立てている。
それは、以下の4つのファストフード店のメニューを、1年に最低1回ずつ食べるというシンプルなものだ。
- ケンタッキーフライドチキン(KFC)
- モスバーガー
- マクドナルド
- スターバックスコーヒー
いわば「日本の定番ファストフード四天王」とでも言えるこの4店。
皆さんはこの中で、どのくらいの頻度で利用しているだろか?
なぜこの目標を立てたのか?
理由は単純。
日本にはラーメン、カレー、牛丼など多種多様な外食チェーンがあり、ハンバーガー系のファストフードはいつの間にか私にとって“海外旅行中に食べるもの”になってしまっていたのだ。
特にマクドナルドやコカ・コーラは世界中どこにでもあるし、慣れた味は旅先でホッとできる存在でもある(とはいえ、海外ではバーガーキングの方が多い印象もあるが、それは気のせいかもしれない)。
それに、時々どうしても無性にハンバーガーやフライドチキンが食べたくなるときもある。
達成できそうでできない?15年続くチャレンジ
この「年に4店チャレンジ」を始めてからもう15年ほどになりますが、実は一度も達成できたことがないのだ。
例えば――
- スターバックスは、最後に行ったのが10年前の渋谷のTSUTAYA内。
- マクドナルドは、メキシコの空港かサンフランシスコ空港で食べたのが最後。
- モスバーガーは家から徒歩圏内にあるのに、「いつでも行ける」という気持ちが逆に足を遠のかせる要因に。
- ケンタッキーフライドチキンに至っては、最近行きつけのショッピングモールから別の場所に移転したと知ってこの目標を思い出したほどです。
行こうと思えば行ける。でも、行列ができていたり、ちょっと面倒だと感じると引き返してしまう。
そんな小さな障害が、意外にも達成のハードルを上げているのかもしれない。
ハンバーガーは“若者の食べ物”なのか?
年齢を重ねるにつれて、脂っこい食べ物や甘いドリンクを自然と避けるようになった。
かつては「定番」だったハンバーガーも、今では特別なタイミングにしか食べない“ご褒美”のような存在になっている。
それでも、もし再び海外旅行に出かけて、現地の料理が口に合わなかったら…
私は迷わず、見慣れたあの金色のMや、緑のスタバのロゴを頼ってしまうだろう。
最後に:あなたはどのくらいの頻度で食べてる?
この記事を読んでいるあなたは、マクドナルドやモスバーガー、ケンタッキー、スタバをどのくらいの頻度で利用しているだろうか?
年に1回? 月に1回? それとも毎週?
何気ない日常の中にあるファストフード。でも、ふと距離を置くと、意外とその存在が特別に感じられてくるものだ。